子育て世帯への支援拡充をPRするものですが、さらに前段階となる「結婚」の困難さに原因を見出す説には、一定の説得力もあると思います。
一方、寄せられた反論に対し、池戸氏はこのように応答します。
ありゃー…。
まず基本的な事を書いておくと
この先皇室典範が改正され、女性皇族が(現在の男性皇族と同じく)婚姻後も皇室に残れるようになり、さらに明治より前と同じく女性天皇も可能になれば、池戸氏が女性皇族と結婚した場合「池戸氏の子供」に皇位継承の可能性が出て何の問題もありません(もちろん池戸氏自身には資格は生じない)。
そしてこれは、元々民間人だった上皇后陛下のお子様である今上陛下が天皇に即位されている事と、本質に何ら変わりはありません。
さらに補足すると、皇族には姓がないので、上記の例えが現実になった場合「池戸氏」ではなくなり「万作殿下」ですね(易姓革命で池戸王朝になる!といった誤りを騒ぎ出す人が出そうなので)。
これを踏まえた上で
(池戸氏の実際のプライベートは存じませんが)氏は半ば自虐的なキャラ演出を含めつつ、結婚が困難な理由を社会状況に求める論を展開されていますが
皇位継承に関する価値観を見ると、はたして「原因はそこ(社会状況)?」という気持ちが湧いてしまうのも、紛れもない事実です。
皇位継承は「公に向けての価値観」でありつつ、その下支えとなる思考は、様々な振る舞いや言葉の節々に表れるものとも思います。
何かとても上から目線的になってしまい恐縮なのですが、物事の状況を推し量る時、「ズレている」のは社会か自分か、という事を見つめるのは大事だなあと思った次第です(結婚においては、自分が社会からズレている部分を相手が受け止めてくれる事が大事と、実体験から(笑)心底思います)
偏見と言われるの承知で書きますが、男系男子継承に強いこだわりを持つ人は、価値観全体において他責指向が強いと感じる事が多々あります。
大須賀は偏見を持った酷いヤツで構いませんので、よかったらぜひ考えてみてください。